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VAPE(電子タバコ)を吸う場所はどこ? 禁煙場所でも吸えるの?

VAPE(電子タバコ)を吸う場所はどこ? 禁煙場所でも吸えるの?

法律・マナー
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近年、VAPE(電子タバコ)の利用者が急増しています。 VAPEは、紙タバコ、加熱式タバコに比べて健康リスクが低いとされ、煙を発生させず、周囲に迷惑をかけにくいという特徴から、紙タバコ、加熱式タバコの代替品として人気を集めています。 しかし、VAPEを吸う場所に関しては、明確な規制やルールが少なく、使用場所について迷うことも多いのではないでしょうか。 本記事では、VAPEの使用場所に関する規制、マナー、そしてVAPEを使う際の配慮について詳しく解説します。

1.VAPEの普及とその魅力

VAPEの最大の魅力は、紙タバコ、加熱式タバコに比べて健康リスクが低いとされる点です。 VAPEは、タバコ葉を燃やさずにリキッドを加熱することで水蒸気を発生させます。この仕組みにより、通常のタバコを吸うときに発生するタールや一酸化炭素を排出することなく、喫煙の代替となるため、健康面でのメリットが強調されています。 加えて、VAPEは煙を発生させないため、周囲に迷惑をかけにくいという点も、VAPEの大きな魅力となっています。
VAPEを使用する人々の中には、禁煙を試みている喫煙者も多く、禁煙のサポートとしてVAPEを利用しているケースも増えています。 さらに、VAPEには多様なフレーバーがあり、果物やミント、スイーツなど好みの味を選ぶことができるため、嗜好品としても楽しむことができるのが特徴です。
そのため、VAPEは従来の紙タバコ、加熱式タバコと比較して健康リスクが低いだけでなく、個人の嗜好に合わせた使用ができるため、幅広い層から支持を受けています。

2.日本におけるニコチンリキッドの使用と規制

VAPEを使用する時に使用するリキッドですが、日本においては、ニコチンが入っているリキッドに関して厳格な規制があります。 ニコチンは薬事法により制限されており、日本国内でニコチン入りリキッドを販売することは違法です。 これは、ニコチンが劇物として扱われるため、薬事法に基づきリキッドとして販売することができないからです。 しかし、ニコチンリキッド自体の使用に関しては、個人使用に限り、海外から輸入して使用することは合法です。
つまり、ニコチンリキッドに関しては日本国内での販売は禁止されていますが、海外から輸入を通じて購入し、自己使用の範囲内で利用することに法的な問題はありません。 しかし、商業目的での販売や譲渡は違法となり、その点には注意が必要です。
ニコチン入りリキッドは、主にオンラインで購入することができますが、輸入品の場合、リキッドの品質や成分が明確でないことがあります。 もし個人輸入する時は、必ず信頼できるメーカーから購入するようにしましょう。

3.VAPEが違法でないなら、どこで吸っても良いのか?

日本でニコチンリキッドの個人輸入および使用が合法であると理解したところで「じゃあVAPEはどこで吸っても良いのか?」という疑問が浮かぶでしょう。 2020年に改正された健康増進法(受動喫煙防止法)は、屋内での喫煙を原則禁止し、飲食店や公共施設での喫煙を制限するための厳格な規制を施行しました。 この規制は紙タバコや加熱式タバコに適用されますが、VAPEは水蒸気を発生させるだけなので、受動喫煙防止法の対象外となっています。 したがって、VAPEは現行法では規制されておらず、タバコと同様に制限されることはありません。
とはいえ、「自由に吸って良い」といっても、実際には使用場所に対してさまざまな制限があることが多いです。 例えば、屋内の公共施設や飲食店、オフィスビルなどでは、喫煙室や指定されたエリアでしか使用が許可されていないことが一般的です。 これは、VAPEは煙は発生させないものの、周囲に水蒸気が発生するためです。 水蒸気がタバコの煙のように見え、他の人に不快感を与えることがあり、施設のルールとして使用が制限されることがあります。
特に、カフェやレストランなどの屋内では、喫煙所を設けているところが多く、その場に限り紙タバコ、加熱式タバコのように、VAPEを吸うことが許可されています。 しかし、これもすべての施設で導入されているわけではなく、施設ごとに異なる規定があるため、事前に確認することが必要です。

4.VAPE使用時のマナーと配慮

VAPEを使用する際に最も重要なのは、周囲に対する配慮です。 VAPEは煙を発生させないため、他の人に迷惑をかけにくいと言われていますが、さきほど述べたように水蒸気が他人に不快感を与える場合もあります。 特に公共の場でVAPEを使用する際は、周囲に配慮することが非常に大切です。 例えば、ある日公園で、VAPEを使っているとき、近くに座っていた人が顔をしかめる、なんてこともあるでしょう。
タバコを吸わない人にとってはたとえ本物の煙でなくとも、煙のように見える水蒸気に不快感を感じることがあるため、VAPEを使用する際は、まず周囲の状況を確認しましょう。 もし人が多い場所であれば、使用は控え、人気が少なくかつ換気の良い場所や喫煙室を利用することが推奨されます。
また、使用後の片付けも重要です。VAPEに使われるカートリッジ等は、不燃ゴミでもあるため、ゴミ箱に捨てる際には迷惑をかけないよう配慮しましょう。 また、使用済みのカートリッジをゴミ箱に捨てずに、そのまま近くに放置したりするなどもってのほかです。これはまさしく紙タバコのポイ捨てと同様の行為であり厳禁です。 VAPE使用後の片付けも、周囲への配慮の一部としてしっかりと行いましょう。
VAPEを使用する際に大切なのは、自分が楽しむだけでなく、周囲の人々への配慮を欠かさないことです。 適切な場所を選び、周囲に配慮しながら使用することで、VAPEを楽しむことができるだけでなく、VAPE文化もより良い形で広まっていきます。 例えば、公共の場でのVAPEの使用においてマナーを守ることで、VAPEがもっと多くの人に受け入れられるようになります。 紙タバコ、加熱式タバコに代わる選択肢として、VAPEを使うことが一般的になれば、喫煙の健康リスクを減らすだけでなく、周囲に対する配慮が社会全体で重要視されるようになるでしょう。

5.海外における電子タバコの喫煙場所規制

日本ではVAPEの使用が現行法で規制対象外となっているため、比較的自由に使用できると思われがちですが、海外ではVAPEに対する規制が厳しくなることが増えてきました。 日本と同じ感覚で海外でVAPEを使用しようとすると、思わぬ目に合う可能性もあるので注意しましょう。
例えば、アメリカでは州ごとにVAPEの規制が異なり、カリフォルニア州やニューヨーク市などでは、公共の場所や屋内でのVAPEの使用を制限する法律が施行されています。 特に公共の場での喫煙に関しては、VAPEも紙タバコ、加熱式タバコと同じように扱うことが多く、専用エリアや屋外での使用が推奨されていることが一般的です。
ヨーロッパでも同様に、VAPEに対する規制が厳しくなっている国があります。 イギリスではVAPEが比較的自由に使用できますが、フランスやドイツでは、VAPEの使用に関して規制が設けられており、公共の場では使用が制限されることがあります。 また、EUではニコチンリキッドの販売に関しても厳格な基準が設けられ、一定の規制が導入されています。
アジアでは、シンガポールやタイなどではVAPEの使用が厳しく規制されており、公共の場での使用が禁止されています。 一方で、韓国や中国では比較的自由に使用できる場所が多いですが、規制が進む可能性もあるため注意が必要です。

6.まとめ

VAPEは日本において受動喫煙防止法の対象外であり、基本的には屋内や公共の場所でも自由に使用できると思われがちですが、実際には施設や地域ごとのルールが異なります。 喫煙室や屋外の指定された場所での使用が推奨され、周囲に配慮しながら楽しむことが重要です。
また、マナーを守り、社会的なルールを遵守してVAPEを楽しむことが、VAPE文化をより良い形で広める鍵となります。 周囲の人々に配慮し、公共の場での使用ルールを守ることで、VAPEはより多くの人に受け入れられ、健康面でもそのメリットを享受できる選択肢となるでしょう。

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