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ベイプのバッテリーは交換できるのか

ベイプのバッテリーは交換できるのか

電子タバコ基礎知識
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ベイプを使う上でバッテリーは非常に重要なパーツであり、ベイプを動かしている要の部分であると言えます。 もし自分好みのベイプ機種を購入できたとしても、バッテリー選びに失敗すれば充電がすぐに無くなってしまったり、不具合が起きてしまったりとベイプを満足に使えないということになり兼ねません。 そこでまずは、ベイプにおけるバッテリーについての知識を深めていきましょう。

1.バッテリー基礎知識

ベイプには大きく分けると2つの種類があり、「バッテリー内蔵型」と「入れ替え型」があります。 それぞれの種類ごとにメリット・デメリットがあるので、自身に合うものを選ぶようにしましょう。 バッテリー内蔵型は比較的コンパクトな形のものが多く、バッテリーの知識がなくても簡単に使うことができることがメリットです。 しかし、バッテリー寿命がくればバッテリーを買い替えなければなりません。 一方で、入れ換え型の場合はバッテリー寿命がきても、電池を交換することで対応できます。 しかも、拡張性が高いので、多くの種類のバッテリーを試すことも可能です。 ただし、さまざまなバッテリーを試すには電池の知識やベイプに関する知識がある程度なければ難しいでしょう。 そのため、ベイプ初心者は内蔵型でベイプを試してから、慣れてきた頃に入れ換え型に乗り換えるケースも少なくありません。

そもそもベイプにおけるバッテリーは、ベイプに電力を供給するためのパーツです。 バッテリー内蔵型でも入れ換え型であっても、使用する電池はリチウムイオンになります。 リチウムイオン電池にも種類がありますが、ベイプで使用されるリチウムイオン電池は主に「IMR(リチウムマンガンチャージブル)」と「INR(リチウムニッケルリチャージブル)」です。

バッテリーによってベイプの連続使用時間や、出力の大きさが決まりますが、バッテリーの表記より特性を読み取って選ぶ必要があります。 「mAh(ミリアンペアアワー)」がバッテリーの容量を表す単位になるので、数値が大きいほどベイプの連続使用時間が長くなることになります。 ベイプを家で楽しむだけという場合であれば、1500mAhでも十分ですが、外に持ち歩いて使用するのであれば2000mAhなど容量が大きいものを選ぶべきでしょう。 バッテリー容量によって価格も異なり、容量が大きいほど価格は高くなります。

また、「W(ワット)数」の表記も確認すべき部分になります。 W数はベイプの出力の大きさを表す単位となり、数値が大きくなるほどベイプから出てくる水蒸気量が大きくなるのです。 爆煙と呼ばれる大量の水蒸気を楽しみたいという場合には、30Wのものを選ぶと良いでしょう。 ただし、ベイプには機種ごとにアトマイザーの推奨W数が規定されています。 もしその推奨W数を満たしていなければ、美味しくベイプを楽しむことは出来ません。

そして、「抵抗値範囲」というものも把握しておく必要があります。 抵抗値範囲はバッテリーを安全に使用するために必要なコイルの抵抗値範囲のことを指し、 バッテリーの抵抗値範囲よりも低い抵抗値のコイルを使用すれば故障する可能性があります。 そのため、アトマイザー搭載のコイル抵抗値が使用可能な抵抗範囲を備えているバッテリーを選ばなければなりません。 抵抗値は電圧(V)÷電流(A)=抵抗値(Ω)として算出することができます。 この計算式で、バッテリーの出力とコイルの抵抗値が範囲内であるのかを確認できるので、バッテリーの最大出力(A)も確認すべき大切な表記になります。

ベイプのバッテリーは交換することができますが、交換する目安は通常の使用方法であれば1~2年になります。 バッテリーを交換するタイミングとしては、フル充電しているにも関わらず、持ちが悪くなったと感じ始めた時です。 スマホなどで考えると分かりやすいですが、長期間に渡って使用を続けていれば、フル充電しても最初の頃よりも充電の持ちが悪くなるものです。 その状態と同様で、ベイプも経年によってバッテリーが劣化して充電の持ちが悪くなってしまいます。 テクニカルMODを使用している場合であれば、バッテリー容量が少なくなってくると液晶に「Low Battery」など交換を促す内容が表示されます。 もしバッテリーの寿命がきていることが分かっていながら使用を続ければ、バッテリーが膨張してきてしまいます。 そうすれば、液漏れする可能性もありますし、最悪の場合には爆発するなど非常に危険です。 寿命がきたサインは無視せずに、早い段階で交換するようにしてください。 古くなったバッテリーはベイプ専門店に持っていくことで廃棄してもらえますが、近くにない場合には自治体ごとに指定されている廃棄方法に従って廃棄しましょう。

2.バッテリーを充電する方法・注意点

ベイプのバッテリーの充電方法は簡単だから注意点などないだろうと安易に考える人も多いですが、ベイプも機械なのでバッテリーの充電方法にもいくつかの注意点があります。 もし注意点を知らずにいれば、充電方法が間違っていたせいで故障してしまう可能性もあるのです。

ベイプを初めて購入する場合にはスターターキットを購入する人が多いと思いますが、スターターキットにはUSBケーブルのみが付属していることが大半です。 そのため、手持ちのACアダプターやPCなどで充電することになるでしょう。 パソコンからUSBケーブルで充電する方法が一般的なバッテリーの充電方法になっています。 そのため、急速充電や電圧の高い充電には対応しきれない作りになっているのです。 とくにスマホの充電器でバッテリーの充電をするという人が多いですが、スマホの急速充電を使わないように注意する必要があります。 早く充電したいからと急速充電を使いたくなる気持ちも分かりますが、ベイプは一般的な電池よりも高出力で容量も大きいので、ゆっくりと充電しなければならないのです。 どうしても急速充電で充電時間を短縮したいという場合には、急速充電対応の機種を最初から購入しておきましょう。

変換アダプターを使った充電も、電圧が変わってくる恐れがあります。 USBをコンセントにするための変換アダプターを使用する際にも電圧に注意してください。 もし対応していない充電器を使用すれば、バッテリーが破損するだけではなく、爆発や炎上してしまう恐れもあります。 充電方法でとくに気を付けたい方法は、シガーソケットを使った充電方法です。 車に乗りながら充電できるのでシガーソケットは便利ですが、車のエンジンをかける前から挿入していると、急に負荷がかかることで破損してしまう場合があります。 シガーソケットで充電をする場合には、エンジンをかけた後でバッテリーを挿入するようにしましょう。 もちろんシガーソケットで充電すること自体が負荷の高いものなので、出来ればPCなどで充電することをおすすめします。

また、充電方法だけではなく、充電状態にも注意する必要があります。 充電がなくならないようにと常に充電した状態にしてしまう人も多いですが、充電がフルの状態でさらに充電を続ければ「過充電」になってしまいます。 過充電になればバッテリー液がガス化してしまい、バッテリー容量を減らすことになってしまうのです。 充電しすぎてしまう状態もバッテリーの劣化になるので、フル充電まで何時間の充電時間が必要なのかを把握して、毎日の充電が過充電にならないように注意しましょう。 場合によってはずっと充電したままで放置していれば、バッテリーが熱くなってしまうようなこともあります。 そういった場合には、バッテリーの熱が冷めるまで直接手で触らないようにして下さい。

反対に、充電を切らせた状態で長く放置することも良くありません。 充電が使い切った状態になれば、エネルギーを蓄える結晶構造が壊れていってしまいます。 そうすると、最大充電容量は少しずつ減少してしまい、最終的には充電自体が出来なくなってしまうことになるのです。 ベイプを充電するには、まめに充電しながら、過充電にならないように管理することが大切と言えるでしょう。

3.バッテリーの選び方は?

バッテリーの基礎知識や充電方法の注意点を紹介してきましたが、いざバッテリーを選ぶとなると慣れるまでは戸惑うものです。 そこで、初心者の方でもバッテリー選びで失敗しないように、ベイプのバッテリー選びの手順をご紹介します。

①アトマイザーに合わせてバッテリーを選ぶ

ベイプをパーツごとに揃えたいという場合には、まずアトマイザーから選びましょう。 好みのアトマイザーを決めてから、そのアトマイザーに合うバッテリーを選んでいきます。 そうすれば、自然と選ぶバッテリーの種類も絞られてくるものです。

選んだアトマイザーを作動させられるバッテリーを選ばなくてはならないので、「抵抗値」と「アトマイザーの推奨W数」を確認してバッテリーを選びましょう。 また、アトマイザーの「口金」と「直径」も確認しなければなりません。 口金はバッテリーとアトマイザーを接続する部分で、バッテリーの接続部と同じ口金を選ばなくてはなりません。 また、アトマイザーの直径も確認して、接続できるサイズであるか確認します。 もし、抵抗値やW数を満たしていても、口金と直径が合っていなければ接続出来ないので注意が必要です。

②安全に使えるテクニカルMODを選ぶ

バッテリーは、安全装置の有無で2種類に分かれています。 安全装置があるタイプが「テクニカルMOD」となり、安全装置がないタイプが「メカニカルMOD」です。 テクニカルMODを選べば、ショート保護機能などの安全装置がついているので安心して使用することができます。 初心者の方は出来るだけテクニカルMODを選ぶようにしましょう。

③使用スタイルに応じたバッテリータイプを選ぶ

ベイプには電池内蔵型と交換型の2種類があるので、どちらのタイプにするのかを決める必要があります。 やはり電池の知識は勉強しても難しいという場合であれば、手軽に使える内蔵型がおすすめです。 しかし、1つのバッテリーを使い続けたいという場合には交換型を選ぶことになります。 それぞれのメリット・デメリットは前述しているので、そちらを参考にして自分に合った方を選びましょう。

4.ベイプのバッテリーについてまとめ

ベイプやバッテリーを安全に使用するためには、多少の知識が必要になります。 もし誤った使用をすればベイプが故障するだけではなく、火災等の原因になってしまう恐れもあります。 ベイプのバッテリーについて紹介してきましたが、しっかりと記事を読んだ上でベイプを使用してください。 安全に使用することができれば、美味しく快適にベイプを使用し続けることができます。

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