電子タバコを使用していると、煙の代わりにミストが発生します。 ミストがあまり出ないタイプのVAPEであれば問題ありませんが、爆煙タイプなどミスト量が多いタイプを吸う時は火災報知器がなってしまうのではいかと心配する人も多いでしょう。 特に旅先や出張先のホテルなどで火災報知機をならすわけにもいきませんし、VAPEを我慢するしかないのかと悩んでしまうものです。 そこで今回は、VAPEと火災報知機の関係について詳しく解説していきます。
1.VAPEから出ている煙はミストである
火災報知器がなるかどうかを知る前に、まずはVAPEの仕組みとVAPEから発生する煙について知っておきましょう。 VAPEはタバコのように煙を吸引する嗜好品ですが、実際には紙巻タバコとは仕組みが異なります。 紙巻タバコの場合は、タバコ葉を直接燃やすことで煙を発生させて吸引をしています。 この煙にタールやニコチンが含まれており、喫煙者は満足感を得られるのです。 一方で、電子タバコはリキッドと呼ばれる液体を電子の力で加熱します。 そうすると、リキッドが気化されて水蒸気が発生し、リキッドの香りと味わいが水蒸気に反映されます。 この水蒸気を煙の代わりにして吸引することができるのです。
2.VAPEで火災報知器は反応するのか?
火災報知機は煙をいち早く探知して火災が広がることを予防するために設置されています。 そのため、一定量の煙や火に反応する仕組みになっているのです。 しかし、VAPEは前述したように火も使用しなければ、煙ではなく水蒸気になるので理論上は火災報知器がならないのでないかと考える人が多いでしょう。 もちろん少量のミストであれば、火災報知器は反応することはありません。 しかし、ミスト量が多い爆煙タイプのVAPEなどを使用している場合は、火災報知器までミストが届いて火災報知器が反応してしまうケースもあるのです。
3.火災報知器の種類によって注意をすべき
一般的に使用されている火災報知器は3種類あり、種類によってはVAPEのミストを煙と認識して反応してしまうものもあります。 つまり、どの火災報知器を使用されているのか分かれば、気にすることなくVAPEを使用することが出来るのです。 まず、熱感知アラームの場合は、主にキッチンに使用されているものであり、煙ではなく熱によって反応するタイプです。 そのため、VAPEを使用してもVAPEの発生する熱では感知されることはありませんし、水蒸気にも反応しないので問題なくVAPEが使用できます。 また、炎感知器は炎から放射される紫外線に反応するので、VAPEのミストには反応しません。
しかし、煙感知器の場合にはVAPEの使用に注意しなくてはいけません。 煙感知器は感知器の隙間から入ってくる煙や、可視光線を利用して周囲の煙も検知することができます。 そして、水蒸気も煙として反応してしまうので、火災報知器の周辺にミストが十分に存在すれば反応する可能性があります。 もちろん少量のミストであれば反応はしませんが、絶対に反応しないとは言い切れないので注意が必要です。
4.火災報知器をならさないために注意したいこと
自宅であれば、火災報知器をならさないためにも事前に火災報知器の種類を調べておきましょう。 もし煙感知器の場合であれば、火災報知器のない場所やベランダなどで使用することで検知器が反応するリスクを回避することができます。 しかし、出先でVAPEを吸う場合には、火災報知器の種類を確認することが難しいケースも多いものです。 そのため、火災報知器が近くにある場合にはVAPEの使用を避ける方が良いと言えます。 特に火災報知器周辺でのVAPEの使用に関するルールや規制などはありませんが、やはりアラームを作動させては周囲の迷惑になってしまいます。 出来るだけ火災報知器から離れた場所でVAPEを使用すれば、周囲に迷惑をかけることなくVAPEを楽しむことができるでしょう。
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